【マイルCS】展開から浮上するのはこの馬だ
「マイルCS・G1」(19日、京都)
自分の競馬に徹するマルターズアポジーがハナ。少し離れた2番手にウインガニオンがつけて、両馬がワンツーを決めた関屋記念と同じような隊列。無理に競りかけてきそうな馬も見当たらず、G1としては非常にゆったりと流れるか。
有力馬では一番前にエアスピネル、イスラボニータとペルシアンナイトがその後ろ。これらが早めに動きを見せれば、直線では後方待機のサングレーザー、サトノアラジン、レッドファルクスを交えた激しい追い比べに。
ただ、けん制し合って仕掛けが少しでも遅れると、前を行くマルターズ、ウインにはありがたい展開。先行2頭の粘り込みが波乱を演出するシーンは十分にあり得る。