【AR共和国杯】アルバート仕上がった トップハンデも「許容範囲」

 「アルゼンチン共和国杯・G2」(5日、東京)

 重賞3勝とこのメンバーでは格上的な存在となるアルバート。日曜東京6Rデビューのステラーインパクト(新馬)と2日、美浦Wで併せた。直線は先行した相手の内に潜り込み、びっしり馬体を併せ競り合ったままゴール。一杯に追う若駒に対し、余裕のある脚色で駆け抜けた。

 前走後は短期放牧へ。美浦に戻ったのは10月中旬。森助手は「若干急仕上げ気味」とした上で「帰厩後は順調で追い切りの動きは良かった。能力は出せる状態に仕上がっています」と体調面に不安がないことを強調した。

 トップハンデの58・5キロを背負うが、「ダイヤモンドSが58キロで強い勝ち方だった。0・5キロ増えるのは許容範囲」と同助手。昨年は2着に好走しており、「力が出せる舞台だと思います」と自信を見せた。手ごわい3歳馬もいるが、簡単には譲れない一戦だ。

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