【南関東競馬】ソッサスブレイ 重賞初制覇 3馬身突き放し快勝

 「東京湾カップ・S3」(4日、船橋)

 5番人気の伏兵ソッサスブレイが直線で内から抜け出し、後続に3馬身差をつけて重賞初V。2着は3番人気クラトリガー、3着には11番人気のサイバーエレキングが逃げ粘った。1番人気グランウブロは5着、2番人気カンムルは6着に敗れた。なお、1、2着馬には「第63回東京ダービー・S1」(6月7日・大井)の優先出走権が与えられた。

 鮮やかな快勝劇だった。ソッサスブレイは好スタートを決めるとあとは内ラチ沿いの4、5番手でじっと我慢。人気馬が外を回って動き出した3コーナーでもポジションを変えず、直線を向いてから柏木健の右ムチの連打にこたえてグイグイと脚を伸ばした。

 残り200メートルで先頭に躍り出ると、2着以下を3馬身も突き放してフィニッシュ。「いつもはフワフワしているのに、今日はしっかり伸びてくれた」と鞍上も絶賛するパフォーマンス。さらに父コンデュイットにとっては、JRA・地方を通じて産駒の重賞初制覇となった。

 初タイトルを手土産に胸を張って東京ダービーへ向かう。「地元の船橋で重賞を勝てたのが一番」と最初は控えめなコメントの山本学師だったが、「右回りの方がいいし、大井の軽い馬場も合っているから」と野心ものぞかせていた。

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