【大阪杯】ステファノス豪快デモ ひと叩き効果出た!5馬身先着

 「大阪杯・G1」(4月2日、阪神)

 ひと叩きされた効果は抜群だ。ステファノスは30日、栗東CWで鮫島良(レースは川田)を背にファントムライト(8歳オープン)と併せ馬。序盤は僚馬を3馬身半追走する形で発進。徐々に差を詰めて直線へ。鞍上の追いだしに応え、四肢の回転数を一気に上げると、パートナーを置き去りに。5F65秒5-36秒2-12秒0のタイムをマークし、最後は5馬身切り捨てた。

 動きを見守った藤原英師は「いい感じで仕上がっているな。1回使って中2週。ここが勝負のつもりでやってきた」と言い切る。最終リハは木曜になったが、追い切りとレースの間隔で言えば、前走時と同じ中2日。「毎回、調子がいいのか悪いのかを話し合って決めている」と最善策を選択したつもりだ。

 前走の金鯱賞は6着だったが、「1回使った方が軽さが出て、パフォーマンスを出しやすいタイプ。長く付き合っていると分かる。そういう意味で悲観する必要はない」と前を向く。過去に国内外のG1で2度の2着がある6歳馬。「いい上昇曲線で来ている。二千も走りやすいし、川田も何度も乗っている。勝負条件はそろっている」。国内外で培ってきた力と経験を生かし、今度こそG1タイトルをつかむ。

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