【高松宮記念】メラグラーナ好枠ゲット!希望の“中ほど外寄り”

 「高松宮記念・G1」(26日、中京)

 充実期を迎えたメラグラーナは、中ほどやや外寄りの6枠12番からビッグタイトルを狙うことになった。自ら抽選器を回した池添学師は、「12番か14番がいいと思っていたんです。ここなら包まれずに運べますし、思い通りでした。スタートのいい馬ですから、じんわり下げて行って、伸び伸び走れそうですね」と胸の内を明かして、前を向いた。

 近5走で4勝を挙げているが、勝利をつかんだ馬番は15・12・15・9。そのキャリアが示す通り、やや外めからレースを組み立て、着実に差し込んでいる。しかも今回は偶数枠。いいイメージを持って臨めるのは確かだろう。

 24日、朝のメニューは、厩舎周りの運動。入念に筋肉を解きほぐして調整を終えた。「けさの馬体重は536キロでした。輸送して10キロぐらい減ると思いますから、予定通りに来ています」。決戦の日まであと2日。指揮官は、しっかりと戦う準備を整えていきたい、と話した。

 芝1200メートルは4・1・0・1。崩れたのは、道悪だった3走前だけで、中京の6F芝は1戦1勝。瞬発力を生かせる好天を願い、天命を待つ。

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