【高松宮記念】セイウンコウセイ文句なし 好枠に上原師もえびす顔

 「高松宮記念・G1」(26日、中京)

 大一番でセイウンコウセイに巡ってきた馬番は3枠6番。これには「いいんじゃないの~」と、上原師も大満足。直近4戦は2桁の馬番だったが「極端な内というのも嫌だったけど、最近は外ばかり。真ん中より内というのはいいんじゃないかな。スタートも悪くない馬だし、1200メートルということを考えればいいでしょう」。文句なしの好枠ゲットにえびす顔で答える師に、大仕事をやってのける雰囲気がプンプンと漂ってきた。

 24日の朝は、美浦北の角馬場で体をほぐした。最終追い切りでは馬場入りを少し嫌がるしぐさを見せていたが、この日は鞍上の指示に対して実に素直。「金曜日に角馬場へ入るのはいつもの形。落ち着いていて、いい感じだよ」と、出来に関しては問題なしだ。

 未勝利脱出に7戦を要したが、その後の快進撃は実に見事。7戦して大敗したのは休養明けの白秋S(13着)のみ。それ以外は全て連対を確保する抜群の安定感。その要因に上原師は「馬がしっかりしてきて調教でビシッと追えるようになったからだね」と、上昇カーブを描く愛馬への信頼は絶大だ。

 最大のセールスポイントは「直線に向いてからもう一度ギアが入るところ」。ジョッキーの思惑が入り交じる中京の長い直線。必殺の2段ロケットを武器に、ライバルをねじ伏せるか。

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