【チューリップ賞】デムーロいざ5週連続重賞Vへ上々の感触

 「チューリップ賞・G3」(4日、阪神)

 まさに絶好調の2月だった。5日の東京新聞杯(ブラックスピネル)から先週の中山記念(ネオリアリズム)まで自身2度目の4週連続重賞制覇(先週は土日V)を果たしたM・デムーロが、史上2人目となる5週連続(トップは武豊の6週連続=98年)の大記録を目指す。

 4日のチューリップ賞でコンビを組むのはダノンディーヴァ。2戦目の未勝利を勝ち上がってから(8)(8)(3)着の成績。重賞メンバーに入ると引けを取るが、1週前追い切り(2月23日)に初めて騎乗し「しまいの反応だけを確かめた。折り合いも大丈夫。もたれる面も少しだけ。メンバーは強いけど、3着までには入りたい」と感触は上々だ。

 昨年の3月は重賞未勝利(4戦2着2回)に終わった。その屈辱は忘れていない。自身も記録を強く意識している。「今週勝てば5週連続。いい馬ばかり乗っているよ。重賞を勝てるとうれしい。なんとか頑張ります!」と頼もしい。

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