【フェブラリーS】4歳馬ゴールドドリームが戴冠

直線力強く抜け出すゴールドドリーム(中央)=東京競馬場
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「フェブラリーS、G1」(19日、東京)

 2番人気のゴールドドリームが復活のVを大舞台で決めた。直線外から力強く抜け出し初のG1タイトルをもぎ取った。

 序盤は中団を追走。直線でうまく外へ持ちだすと末脚全開。最後は内から迫るベストウォーリアとの息詰まる競り合いとなったが、これを最後に首差振り切り、1分35秒1のタイムで待望のビッグタイトルを手にした。

 昨年に続く連覇を決めたミルコ・デムーロ騎手は「前回は出遅れて掛かってしまったけど、きょうは落ち着いていたし、スタートもうまく出てくれて、いい位置が取れた。ずっと手応えも良かったし、最後は物見をして危なかったけど、それだけ余裕があった。すばらしい馬。ボクも連覇ができて良かった」と笑顔がはじけた。

 5番人気のベストウォーリアが競り負けて2着。これで5戦連続の2着となり、またしてもJRAのG1に手が届かなかった。1番人気のカフジテイクがメンバー最速の上がり(3F34秒9)で追い込んだが、3着まで。昨年の覇者モーニンは12着、JRA初の同一G1・3勝目を狙ったコパノリッキーは14着に敗れた。

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