【ボート】瓜生デビュー22年目ついに頂点!優勝賞金1億円獲得

 「グランプリ・SG」(25日、住之江)

 断然人気を集めた1号艇の瓜生正義(40)=福岡・76期・A1=が、インから完璧な逃走劇を披露。デビュー22年目で初めてボート界の頂点に立ち、優勝賞金1億円を獲得した。2着に石野貴之、3着には菊地孝平が入った。また、11Rで行われたグランプリシリーズ優勝戦は、今垣光太郎(47)=福井・63期・A1=が逃げて、2010年のからつチャレンジカップ以来となる、自身9回目のSG制覇を飾った。

 多くのファンが待ちに待った瞬間だ。瓜生がついにボート界の頂点に立ち、その頭上には黄金のヘルメットが光り輝いた。「まだ実感は沸かない。でもこのヘルメットには“重み”を感じます」。少し照れくさそうに、そしてちょっぴり誇らしげに語った。グランプリは12回目の出場。今回で優勝戦に進出したのは7回目。越えられなかった壁を崩した。

 レースは最高峰の戦いにふさわしく、進入から激しい攻防になった。5号艇の松井が猛烈な前付け。何とか抵抗してインは確保したが起こし位置は「想定外」だった。それでも「意外と落ち着いていたし、1Mも展示航走のような基本的な旋回ができた」。デビューから22年間、実直に積み重ねてきた“経験”という武器が、この大一番で威力を発揮。ライバルを寄せ付けない、まさに“圧逃”の一戦だった。

 この一戦には負けたくない理由があった。12月25日は妻・愛子さんの35回目の誕生日。「ずっと、グランプリの優勝戦が25日のときに勝てればと思っていた。いつも支えてもらってるので、感謝の気持ちを伝えたい」。これ以上ない最高のプレゼント。自然と表情も緩んだ。

 来年はもちろん連覇を期待される立場。だが「追われる立場というような感覚は持たず、常にチャレンジャー」。頂点に立ったからといって“瓜生スタイル”は崩れない。「もっと強くなりたい。これからも精進します」。再びこの頂に登りつめるために、一歩ずつ着実に歩を進めていく。瓜生正義らしく-。

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