【朝日杯FS】トラスト“完璧”ひと伸び!折り合いの課題クリア

 「朝日杯FS・G1」(18日、阪神)

 課題をクリアした。東スポ杯2歳S5着からの反撃を期すトラストは14日、後半の栗東CWに登場。先導するマイネルサグラ(3歳500万下)のペースに合わせ、4角で外に持ち出してスパートを開始した。ラスト1Fではステッキが一発入り、グイッとひと伸び。ゴール前で半馬身先着を果たした。

 6F82秒7-39秒7-12秒0に、中村師は「調教での折り合いは完璧。仕上げに関しては問題ない」と力強くうなずく。この中間は馬の後ろで我慢させる調教を繰り返し、徹底して折り合い面の改善に努めた。「状態面は明らかに前走以上。今回は長距離輸送もないからね。体形や走法を見ると、マイルも向くかもしれない」と指揮官。札幌2歳Sを完勝したように、実力は証明済み。G1の舞台で、特訓の成果を見せたい。

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