【ボート】119期の19歳・土屋南がデビュー
「第32回日本モーターボート選手会会長杯」(22日、児島)
女子選手の層が厚い岡山支部に、また1人スター候補生が誕生。119期やまとチャンプ決定戦2着の土屋南(つちや・みなみ)が、2Rでプロとしての第一歩を踏み出した。
デビュー戦はコンマ24のトップSから5着。引き波を乗りこなし、接近戦で冷静な走りを披露した。「すごい緊張していたけど、自分の走りをできるようにスタンドは見ず、大時計だけに集中して走りました。道中のことは緊張して覚えていません」と無我夢中でゴールしたと振り返った。
5R発売中に、場内のガァ~コステージで行われた新人選手紹介式には大勢のファンが駆け付け、ステージ上には豪華なお祝いのコチョウランも届いた。「3歳から、父にボートレーサーになるよう洗脳された」と一直線にボートへの道を突き進んだ土屋。「最初はボートのことは分からず、言われるから目指していたけど、今はこんな素晴らしい職業に就くことができて感謝している」と導いてくれた父の思いに応えた。
父の哲宏(たかひろ)さん(46)は、晴れ舞台を感無量の表情で見守っていた。「初めてボートに乗せた時、怖がるどころかもっとスピードを出して欲しいと言われて確信した」と娘の才能を早くから見いだしていた。
名前の南の由来は人気漫画「タッチ」の朝倉南ではなく、字画がいいからとのこと。本人は「呼ばれやすいので気に行っています」とニッコリ。高校時代はハンドボール部に所属。「気持ちで負けると勝てない。岡山支部の女子選手は強い人ばかり。全員の姿を見ながら、努力を惜しまず成長したい。デビュー期はB1に上がること。将来はSGを獲ることが目標です」と大きな夢に向かい、大きな目をキラキラと輝かせていた。明るくしっかり者の19歳。人気と実力を兼ね備えたアイドルレーサーへ、大きく羽ばたいていく。
