【POG】コロナシオン豊かな将来性 ブエナビスタの初子いざ初陣!

 「新馬戦」(16日、京都)

 G1・6勝の名牝ブエナビスタの初子が、母と同じ秋の京都開催で初陣を迎える。コロナシオン(牝、父キングカメハメハ、栗東・池添学)は16日、京都5R(芝1800メートル)にスタンバイ。池添学師は「ひとつずつ課題はクリアしています。気が強く、後ろから来られたらしっかり反応するのがいい。まだ弱いところはあるけど、先々楽しみです」と将来性を評価する。

 5日の1週前リハは、デビュー戦でコンビを組むルメールが騎乗し、栗東CWで3頭併せ。6F84秒7-39秒2-11秒7と直線は軽快に伸びて併入した。トレーナーは「追い切りを重ねても引っ掛からず、乗りやすいですね。常歩に乗っても、背中はいいですよ」と長所を語る。

 一方、体質面に成長の余地を残す。師は「追い切り翌日はさばきが硬くなったりするので慎重にやっています。血統的に期待されるのは当然ですが、まずは無事にデビューできれば」と言葉を選びながら説明する。初戦は母と同じ京都の芝9F戦。超良血馬が、多くのファンの夢とともに第一歩を踏み出す。

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