「札幌記念・G2」(21日、札幌)
うなるような行きっぷりに力強いフットワーク。昨年の年度代表馬モーリスが、本来の姿を取り戻してきた。11日、函館ダートでウムブルフ(3歳1000万下)の直後をピタリと追走し、ラストは馬なりのまま2馬身先着。5F69秒9-39秒7-12秒3をマークした。
「先週までケイコをしっかりやってきた。(追うごとに)上積みはありますね。いい雰囲気になってきました」と池田助手はうなずく。今回は快進撃が始まった昨年以降で最長距離となる2000メートル。「血統的には大丈夫そう。追い切りで我慢も利いていますから」と克服に自信の表情だ。