【ボート】渡辺浩司が児島一般戦を制して、今年6回目の優勝

 「ボートピア松江開設16年記念競走」(7日、児島)

 大分県出身、福岡支部所属の渡辺浩司(32)=・93期・A1=が、コンマ13のトップSで逃げて勝利。2月とこなめ、3月若松、三国、5月若松、7月尼崎に続く今年6回目の優勝を飾った。

 地元福岡で開催されるSG・ボートレースダービー(10月25~30日)出場を決めている渡辺はシリーズの中心的存在。3日目までは順調に予選トップの座についていたが、予選最後のイン戦で小宮淳史に差し切られて3着。予選トップの座を吉川喜継に譲り渡す結果となった。「ペラ調整を失敗。足落ちした」と悔やんだが、準優では吉川が2着に敗れて優勝戦の1号艇は渡辺の手に。「流れをものにできた。4、5日目は足落ちしたが、優勝戦は序盤よりも仕上がっていた。インは一番有利な所だしプレッシャーもない」と巡ってきたチャンスは逃さなかった。

 表彰式には『V18おめでとう』と広島から手作りプラカードを持参したファンの姿もあった。106回目の優出にして通算18回目のV。勝つ喜びの何倍も悔しい経験をして今がある。今年は2月とこなめで2年ぶりの優勝を飾るや一気にV6。「乗せられるとすぐに乗ってしまう。来年のボートレースクラシックが児島であるとさっき知った。この優勝でいいイメージができた」とサラリ。勝負強さを身につけた若きいぶし銀レーサーが、ダービー、クラッシックとSG戦線を突き進む。

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