【ボート】118期の佐藤悠がデビュー初勝利で22万舟券
「一般6日間シリーズ」(24日、児島ボート)
児島ボート3日目の6Rで佐藤悠(20)=118期・福井・B2=が、デビュー6節目=41走目にして初勝利。A級3人(内2人はA1級)が内枠に組まれる6Rで勝ち星を挙げ、2連単は3万100円、3連単は児島歴代9位の高配当となる22万4060円を叩き出した。F持ちながらコンマ02のSを踏み込んだ佐藤は「1Mは2号艇(後藤正宗)が攻めて行くのが見えたので冷静に差せた。Sが速かったので、正常ランプがついた1周2Mで勝てたと思った」と振り返った。
佐藤は石川県出身で福井支部所属。地域の有名人である今垣光太郎に憧れ、幼少期からボートレーサーを志していた。やまと学校の在校勝率は6・64でやまとチャンプ決定戦では4着の成績を残した有望株だ。
ただ、レベルの高い118期では5月芦屋で新開航、6月平和島で栗城匠、7月初旬の戸田ではやまとチャンプの板橋侑我、在校勝率8・12の宮之原輝紀がすでに水神祭。同期では5人目の初勝利達成となった。「前走の津で板橋と宮之原の初勝利を中継で見ていた。ドンドン先を越される焦りから津(最終日)でFはしたが、半期でB1、2年以内にA級が目標。2勝目も児島で挙げる」と力強く宣言した。