【南関東競馬】コーリンベリー快勝

 「東京スプリント・Jpn3」(6日、大井)

 鮮やかな逃走劇で3番人気のコーリンベリーが快勝。昨秋のJBCスプリントを制した舞台で復活を果たした。2着は4番人気のグレープブランデー。単勝1・4倍と圧倒的な1番人気に支持されたダノンレジェンドは、スタートでの出遅れが響いて3着に敗れ連覇はならなかった。

 好スタートから先手を奪ったコーリンベリーが、昨秋のJBCスプリントの再現とばかりにG1馬の貫禄を示した。

 「きょうは逃げにはこだわらず、この馬のリズムで走らせようと思っていました」と松山。それでも他の馬とは絶対的なスピードが違う。外からルックスザットキルが馬体を併せにいったが、全く動じることはなかった。直線に入ると独壇場となり、最後は2馬身半差の完勝だった。

 近2走は千八、千六戦で(13)(15)着と大敗を喫したが、「短い距離がなかったので可能性を求めて使ったけど、やはりベストは千四まで」と小野師。「JBCは不良馬場だったが、今回はタフな馬場になって斤量が1キロ増えていた。厳しいかなと思っていたけど、この馬はすごいですね」と目を丸くした。

 このあとはJpn2・さきたま杯(6月1日・浦和)を視野に調整される。まだまだ成長中の5歳牝馬に、「久しぶりに強い競馬を見せることができました。これからもっと強くなる馬。また頑張ります」と主戦はさらなる飛躍を誓った。

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