【皐月賞】マカヒキ涼しい顔で好タイム
「皐月賞・G1」(17日、中山)
2歳王者リオンディーズとの無敗対決を首差制して弥生賞をV。3戦3勝で皐月賞に挑むマカヒキは3月31日、栗東CWでさすがの動きを誇示した。
僚馬アドマイヤバラード(7歳1600万下)、レッドアマビリス(3歳未勝利)を前に置く形でスタート。直線に入ると2頭の外から楽な手応えで並びかけ、そのままアマビリスを軽くパス。最後はバラードと併入を果たした。一杯に追われた2頭とは対照的に、涼しい顔で6F85秒8をマーク。ラスト3Fは37秒8-11秒5の鋭さを発揮してフィニッシュを決めた。
動きを見つめた友道師も「いつも通りの動き。やればいくらでもという感じでした。我慢も出来ていたし、ムキになるようなところもなかったね」と目を細めた。
新馬-若駒S-弥生賞。デビューからノンストップで駆け抜けてきた軌跡は、父ディープインパクトと全く同じ。「右肩上がりに良くなっています。来週はジョッキー(川田)に乗ってもらって、追い切る予定です」。父の背中を追う3冠ロードが、いよいよ幕を開ける。