【ドバイWC】ドゥラメンテ万全

 「ドバイWC諸競走」(26日、メイダン)

 日本馬10頭が23日、現地で一斉に追い切りを行った。ドバイシーマクラシックで世界デビューを果たすドゥラメンテは、芝コースで単走追い。追い切り後のゲート練習でまたがったM・デムーロも状態の良さを伝えた。また、この日未決定だったドバイワールドCなど4レースの枠順が確定した。

 世界デビューへ向けての最終追い切りは、本番コースの試走といった内容だった。まだ夜も明け切らぬ現地時間午前5時過ぎのメイダン競馬場。次々と日本馬が馬場入りするなか、最注目のドゥラメンテが橋本助手を背に雨の残る芝コースへ向かう。

 直線だけ強めに追われる半マイルの追い切りながら、スピード感あふれる走りは本来のもの。「反応を確かめる程度だったが、反応は良かった。前走を使って上向いているので、その状態をキープして、いい形でレースを迎えられると思う」と堀師は満足げに話した。

 その後は主戦のM・デムーロに鞍上をスイッチしてゲート練習へ。「乗ってみて細い感じがしたし、それほど負荷をかける必要がないという判断でしょう」。またがった印象から最終追いの内容に同意を示した主戦は、「テンションも上がらず落ち着いていていい感じ」と状態面に不安がないことを強調する。

 24日朝は運動のみにとどめ、金曜日に再度M・デムーロ騎乗でキャンターの調整を行う予定。同じレーティング125ポンドを獲得している、昨年の“キングジョージ”覇者ポストポンドとの世界No.1対決が注目を集める一戦。雌雄を決する瞬間は刻一刻と近づいている。

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