「有馬記念・Ｇ１」（２７日、中山）

　有馬記念のファン投票最終結果（有効投票総数１４７万５７５５票）が１０日、ＪＲＡから発表された。グランプリが引退レースとなるゴールドシップ（牡６歳、栗東・須貝）が１２万９８１票を獲得。昨年に続いて１位に輝いた。

　自分の仕事に徹する。有馬記念でラストランを迎えるゴールドシップ。手綱を任された内田博は「自分は与えられた役目を果たすだけ」と前を向く。

　これまでコンビを組んで１１戦７勝。１２年皐月賞、菊花賞、有馬記念、１３年宝塚記念とＧ１で４度勝利に導き、同年ジャパンＣでは２番人気に支持されながらも１５着に敗れた。苦楽をともにした相棒だ。「ゴールドシップはファンが多く、みんなに愛されている。そのような馬の最後のレースの鞍上に指名されたのは光栄だね」と心境を語った。