「新馬戦」(9日、新潟)
魅力十分の配合だ。日曜新潟5R(芝1800メートル)で初陣を迎えるミッキーグローリー(牡、美浦・国枝)は、10年北九州記念を制したメリッサを母に持つ。国枝師は4日、「ジェンティルドンナがそうだったけど、母が短距離馬のディープインパクト産駒は走っている」と期待を込める。
美浦Wでの1週前追い切りでは4F54秒5をマークし、軽快に駆け抜けた。騎乗した北村宏は「エネルギーを感じました。スパッと切れるというより、ジンワリと伸びるタイプですね」と感触を伝える。母のスピードと父の底力。しっかり受け継がれていることをデビュー戦で証明する。