【POG】プロディガルサン兄の夢追う

 「新馬戦」(20日、東京)

 兄の果たせなかった夢を追う。POGファンのみならず、注目のディープインパクト産駒プロディガルサン(牡2歳、美浦・国枝)が20日東京5R(芝1600メートル)で初陣を迎える。

 全兄は今春のクラシックで活躍したリアルスティール。皐月賞2着、ダービー4着と、戴冠へはあと一歩で届かなかったが、スケールの大きさでは兄以上との評判だ。

 5月上旬に美浦に入厩し、じっくりと乗り込まれてきた。10日には戸崎圭を背にWで3頭併せ。5F66秒0-37秒8-12秒7のタイムで、馬なりのまま年長馬をあおった。「素質の良さを感じますね」と鞍上の感触も上々だ。

 昨年ダノンプラチナで朝日杯FSを制し、最優秀2歳牡馬のタイトルをつかんだ国枝厩舎。2歳世代の先陣となる期待の星に、トレーナーは「いいフットワークをしているし、ゲートの反応もいい。距離は千八でもいいけど、まあ、このぐらいでいいんじゃないかな。楽しみにしている」とドッシリ構えている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス