【皐月賞】キタサンブラック3着初黒星
「皐月賞・G1」(19日、中山)
サブちゃんの夢実現はダービーへ持ち越しになった。キタサンブラックは、最後のひと踏ん張りを欠き3着。4戦目で初黒星を喫した。前走のスプリングS同様2番手を追走。「道中はいい感じで運べたしこれなら」と、初コンビの浜中は前走の再現を狙ったが、何とか3着に粘り込むのがやっとだった。
クラシックレースの晴れ舞台。北島三郎オーナーは北海道から2人の実弟を招待し、一緒に中山競馬場で観戦した。勝負服と同じ柄のネクタイを表彰式で関係者全員が着用する予定だったが、“まつり”は次走以降にお預けに。それでもG1・10度目の挑戦での最高着順に「よく走ったよな。3着は立派だ」と愛馬をねぎらった。
「この馬はそのうちやるよ。歌手として夢を届けてきたオレに、夢を与えてくれる」と手応えはつかんだ。「“まつり”は待っていた方がいい。ダービーで勝ったら歌うよ。これがブラック まつりだ~よ~!と」。まだまだ夢は続いていく。