【共同通信杯】スティール一躍主役へ

 「共同通信杯・G3」(15日、東京)

 牡馬クラシック路線の主役の座を、リアルスティールが自らの力でたぐり寄せた。好位のインで折り合って迎えた直線坂上、先に抜け出しを図る1番人気のドゥラメンテに食らいつくと、最後は内からきれいに抜け出す。相手が前半に折り合いを欠いたとはいえ、圧巻のパフォーマンス。福永は「強い馬がそろったなか、きっちり勝ってくれた。能力の高さを再認識しました」と大きくうなずいた。

 陣営は新馬戦を制した直後、共同通信杯への参戦を決定。多くの名馬を輩出したこの東京のG3を、キャリア1戦で勝った馬はいない。ハードルを一気に上げるのは相当な冒険だった。鞍上は「返し馬では少し芯が入ったと感じたが、まだまだ“しなり”が足りない。でも、G1を使える賞金を獲得できた。じっくり成長を促せる。これから良くなりますよ」と目を輝かせる。

 今後は滋賀県のノーザンファームしがらきへの放牧を挟み、スプリングS(3月22日・中山)から皐月賞-ダービーを予定。12年ディープブリランテに続く祭典2勝目を狙う矢作師は「パドックでもレース後も鳴いていた。まだ完成度は六、七分だと思う。枠を超えた馬になってほしい」と、興奮を抑えつつ前を向いた。

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