【エ女王杯】パンドラの浜中が手記

 「エリザベス女王杯・G1」(16日、京都)

 出走馬18頭が13日、確定した。秋華賞馬ショウナンパンドラに騎乗する浜中は13日、手記でG1連勝へ意欲を示した。

 今週のエリザベス女王杯から有馬記念まで、息をつく間もなく、7週連続でG1が行われます。だからという訳でもないのですが、今週、歯科医院で親知らずを抜いてきました。腫れは出ませんでしたし、今は痛みもありません。すっきりとした気分でG1連戦へと挑めます。

 さて、エリザベス女王杯の話に移りましょう。騎乗するショウナンパンドラは秋華賞に続く、G1連勝の期待がかかります。前走後、調教には一度もまたがっていませんが、高野先生から状態はいいと聞いていますし、自信を持ってレースへ臨もうと思っています。

 今回は外回りの2200メートルへと条件が変わりますが、特に不安はありません。以前のパンドラでしたら、少し距離が長いかも、と懸念していたでしょうけど、今は落ち着いていて、折り合いもつきますからね。1Fくらいの延長なら、問題なくこなせるはずです。

 あとは古馬相手がどうかですが、ハープスターを筆頭に今の3歳牝馬はレベルが高いという印象。古馬は経験値が違いますし、胸を借りる立場というスタンスではありますが、決して引けを取るとは思いません。

 パンドラはG1馬になったばかりですが、逆に言えば最も勢いがある馬でもあります。前走、内を突いてうまくいったところはありますが、力をつけているのも確か。持ち味である長くいい脚を引き出して、もう一つタイトルを加えられるよう、全力で頑張ります。(JRA騎手)

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