【スプリンターズS】ハナズ秘めた闘志

 「スプリンターズS・G1」(5日、新潟)

 3日早朝。雨に煙る新潟競馬場で、ハナズゴールが馬場入りを行った。1頭でじっくりと体をほぐし、中央の角馬場で軽めのダクを踏む。闘志は内に秘めたまま、鞍上の意に沿い、ゆったりとした雰囲気で周回。9月12日に決戦の地に入り、ちょうど滞在3週間目。まるで自らの“庭”とばかりに、堂々とした脚さばきを見せ、順調な調整ぶりを伝えた。

 騎乗した加藤助手は「いい感じでしたね。ここまでは思惑通りです」と納得の表情だ。4月にはオールエージドS・豪G1を制覇。競馬場に滞在して好結果につなげたことから、当時と同じ“現地調整”で臨んでいる。担当の野本助手も「落ち着いているし、無駄にテンションが上がる感じもない。カイバも普通に食べています。今はもう、カイ食いの心配はほとんどなくなった」と力強く言い切る。

 2日発表の調教後馬体重は443キロ。同助手は「輸送もないし、ほとんど変わらずにいけるはず」と好感触だ。枠は6枠11番に決定。「できれば偶数が良かったが、極端な枠よりいい。仕上がりも良さそうだし、楽しみ」と加藤和師は期待する。5カ月半ぶりで臨む国内復帰戦、12年京阪杯(5着)以来2度目の6F戦。超えるべき壁は高いが、自慢の末脚で、豪日G1連勝の偉業にチャレンジする。

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