【七夕賞】ラブリー悲願Vへ突き抜けた

 「七夕賞」(13日、福島)

 力強い脚さばきで好気配を伝えた。ラブリーデイは9日、川田を背に栗東CWでダノンカモン(8歳オープン)との併せ馬。直線で僚馬の内を突くと、鞍上の追いだしを合図に瞬時にギアチェンジする。ラスト1Fは11秒9の鋭い伸びを見せ、全体でも6F81秒1‐38秒8を計時。一気に2馬身突き放した。

 鞍上は「輸送もあるし、反応を確かめるようにやりました。十分に動けていましたし、いい雰囲気で調教できましたね」と好感触だ。前走の目黒記念は5着に敗れたが「若干、距離も長かった。うまく立ち回れるので、東京よりも小回りの方が持ち味は生きると思います」と反撃に向けて意欲的だ。念願の重賞初制覇を成し遂げ、さらなる高みを目指す。

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