【中山牝馬】エクセラント極上のキレ

 「中山牝馬S・G3」(16日、中山)

 堀厩舎の2頭が美浦Wで併せ馬を行った。4連勝で前走の京成杯AHを制したエクセラントカーヴは13日、休み明けを感じさせない軽快なフットワークを披露。また、昨年のオークス2着馬エバーブロッサムも活気十分の走りで好仕上がりをアピールした。

 極上の切れを発揮した。エクセラントカーヴが、同じく中山牝馬Sに出走する僚馬エバーブロッサム(4歳オープン)と併せ馬。美浦Wで半マイルから4馬身先行してスタート。道中の手応えは抜群で、最後も馬なりで鋭い末脚を発揮した。

 時計は4F53秒9‐39秒0‐13秒0と目立つものではなかったが、橋本助手は「動きは良かった」とケイコ内容に満足していた。前走後に左前脚のトウ骨遠位端骨折が判明。今回は6カ月半ぶりの実戦となるが「力は出せる状態にある」と仕上がりの良さに胸を張る。

 昨年4月の1000万下を皮切りに破竹の4連勝。素質が一気に開花した。その要因を主戦の戸崎圭は「4走前から乗りやすくなりコントロールが利くようになった」と説明。気性の成長とともに成績も向上した。橋本助手は「以前は普段からテンションが高かったが、年を重ねて改善している」と成長ぶりに目を細める。

 「目標はヴィクトリアマイル(5月18日・東京)だが、昨秋(京成杯AH)には牡馬の一線級と戦って結果を出してくれたし、ここも結果がほしい」と力を込める。連勝街道を突き進み、G1制覇へ王手をかける。

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