【中山記念】ラクリマ一変の予感

 「中山記念・G2」(3月2日、中山)

 マイネルラクリマが虎視たんたんと一発を狙っている。前走は11着に敗れたが、道中で不利があったため度外視できる。斤量面で有利な今回はガラリ一変があっても不思議ではない。

 マイネルラクリマはさらにレベルアップするために、強豪馬ぞろいの一戦に参戦する。

 前走の京都金杯は11着に敗れた。担当の平田助手は「向正面で他馬に前に入られて、そこでリズムを崩してしまった。その後もストレスがたまりっぱなしで全然力を出し切れていない。参考外の一戦」と敗因を分析する。

 前走後は茨城県のビッグレッドファーム鉾田へ放牧に出し、立て直しを図った。心身ともにリフレッシュして12日に美浦へ帰厩した。1週前追い切りは美浦Wでクラリティシチー(3歳500万下)と併せ馬を行い、5F68秒5‐39秒9‐12秒2をマーク。「とてもいい動きでした。帰厩後は馬がどんどん良くなっている感じ」と上昇ぶりを感じ取っている。火曜日は軽めの調整を行い、水曜日の追い切りに備えた。

 今回は距離が1F延長される。「千八の方が競馬はしやすい。前4走は58キロだったので、56キロも魅力。並んだら抜かせない根性もあるので、楽しみ」と期待十分の様子だ。

 中山9F戦では11年のラジオNIKKEI賞で2着の実績がある。一発の可能性を秘めている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス