【京都金杯】プリム重賞初Vへ気配上昇

 「京都金杯・G3」(14年1月5日、京都)

 重賞初Vを目指すプリムラブルガリスが上昇気配を伝えた。26日の1週前追い切りは栗東坂路へ。バネの利いた走りでリズム良く勾配を攻めると、ラストはさらに軽やかな脚さばきで4F55秒8‐41秒4‐12秒8のタイムをマーク。時計以上に、躍動感のある動きは今の好調ぶりを物語った。

 動きを見届けた庄野師は「動きは間違いなく前走よりも良くなっている」と、上々の感触をつかみ取る。前走は5カ月半ぶりの一戦で、馬体重もプラス18キロ。「成長分もあるけど、太め残りでもあった…というか太かったね。使って上向いているのは間違いないよ」と言い切る。

 5走前に退けたエールブリーズ、3走前に下したオースミナイン(京都金杯に出走予定)が後にオープン入りするなど、負かしてきた相手は強豪ばかり。「末脚はここでも引けは取らない。ハンデ(54キロ)も恵まれたと言えば恵まれた。大きなところを狙いたい馬だし、いい競馬を期待したい」。飛躍の年へ、好発進を願った。

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