園田競馬に１２日、全国の２０００勝以上の勝ち鞍を挙げた名手１１騎手が集結して「第２２回ゴールデンジョッキーカップ」が行われた。対象３レース（８、９、１０Ｒ）の総合ポイント制で、覇を競った。

　出場中、最年少の戸崎圭太（３３）＝ＪＲＡ＝が、４０点を挙げ２回目の出場で、初の総合優勝を飾った。１点差の２位は、昨年に続き、岩田康誠（３９）＝ＪＲＡ。８Ｒで１着と、優位に立っていた赤岡修次（３６）＝高知＝は、３７点で３位だった。

　表彰式で戸崎は「（１０Ｒで、逃げた馬をマークし）自分からでも動けるほど、道中は絶好の手応えだった。このようなメンバーと腕を競えるのは楽しい」と、柔和な笑顔を浮かべた。