「みやこＳ・Ｇ３」（３日、京都）

　連覇を狙うローマンレジェンドは２日、栗東ＣＷを１周。雄大なフットワークで駆け抜ける姿が好仕上がりを物語る。４カ月半ぶりの実戦にも藤原英師は「悪くない。ある程度、走れるんじゃないか」と前向きだ。京都のダート９Ｆ戦は４戦４勝と相性は抜群。「京都はよく勝ってるしな。斤量（５９キロ）はあるが、次につながるレースを」。目標のＪＣダートに向け、勝利で弾みをつけたい。

　グレープブランデーは坂路でサッと。児玉調教厩務員は「しまいの１３秒台は予定通り」とうなずく。叩き２走目だが「南部杯（４着）よりは良くなっていますが、東海ＳとフェブラリーＳが本当に良かったので、それに比べると…」と慎重だ。

　ケイアイレオーネも坂路を４Ｆ７２秒３と落ち着いて駆け上がった。「元気いっぱい。カイバも食べるから、ハードな調教にも耐えられる。状態はいいし、どこまで頑張れるか」と西浦師。ナイスミーチューも坂路。橋口師は「追い切り後も変わりない。阪神に良績があるが、京都も悪いわけじゃない。どれだけやれるか」と力強い。

　ブライトラインも坂路。鮫島師は「変わらずだね。枠（２枠３番）もいいね。出たなりでアイファーソングの２番手くらいが取れれば」と好戦を描いた。