【ラジオN賞】チョウサンVで大波乱

 「ラジオNIKKEI賞・G3」(30日、福島)

 福島のオープニング重賞は大波乱となった。8番人気のケイアイチョウサンが混戦を制して重賞初V。横山典の好騎乗が光った。2着は14番人気のカシノピカチュウ、3着には5番人気のアドマイヤドバイ。馬連、馬単、3連単で当レース最高払戻金額を記録した。

 混戦のハンデ重賞を制したのは8番人気の伏兵だった。ケイアイチョウサンが馬群の内を鋭く突いて先頭でゴール。横山典の見事な手綱さばきで重賞初制覇を達成した。

 卓越した技術と判断力が光った。4角手前では、まだ後ろから3頭目。小回りの福島では厳しいポジションだった。「手応えが良くて進路を探すのが大変だった」。ここで鞍上は迷わずパートナーを内に誘導。2着カシノピカチュウとはわずか首差。着差を考えると、外を回っていたら間に合わなかった。

 「追ったのは一瞬だけ。ステイゴールド産駒の切れを見せてもらった」。テン乗りながら、持ち味を存分に引き出した。

 2年連続で夏の福島参戦となったベテランは「開幕週のいい馬場で競馬ができたし、お客さんもたくさん入ってくれて良かった」。05年の同レース(コンラッド)以来となる当地での重賞制覇に笑顔を見せた。小笠師は「まさに名手の騎乗という感じ」と敬意を表した。

 3度目の重賞挑戦で初めてタイトルを獲得し「まだ完成途上で秋が楽しみな馬。この後は放牧に出して、これからのことを考えたい」。成長力があることで知られているステイゴールド産駒。秋には大舞台をにぎわせる存在になるかもしれない。

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