「阪神大賞典・G2」(17日、阪神)
8年連続参戦となるトウカイトリック。成績は2・3・4・5・1・12・6着で掲示板を外したのは2回だけだ。野中師は「毎年このレースでは安定して実力を出してくれている」と、スタミナ自慢の奮闘ぶりに目を細める。13日の最終追い切りは栗東坂路の併せ馬で半馬身先着と、気配も良好だ。
「毛ヅヤも張りも良く状態はいい。ヨーイドンでは厳しいので持久力勝負になれば。目標の天皇賞・春(4月28日・京都)にも8年連続で出させてあげたいね」。3000メートル以上の距離で5勝と、得意とするマラソンレース。11歳の大ベテランが“いぶし銀”の輝きを放つ。