【中山金杯】オオゾラが復調気配

 「中山金杯・G3」(1月5日、中山)

 自らハミを取って鞍上をリード…叩き3戦目の走りごろを迎えて、コスモオオゾラが復調気配を漂わせた。主戦の柴田大を背に28日、美浦Wへ登場するなり、サッと前傾姿勢を取って疾走。残り1Fから手綱を激しくしごかれると6F85秒3‐39秒6‐12秒3をマークした。

 「きょうが最終追いみたいなもの。前走(金鯱賞11着)も決して悪いとは思わなかったし、いい出来をキープしている」と高橋博師。調教後に計測した馬体重は鞍を装着した状態で510キロ(前走486キロ)だったが、太め感はない。柴田大も「長めからビシッと追えたし、前走みたいなことはないはず。走れると思います」とうなずいた。

 骨折明けの最近2走こそ2桁着順が続くが、今春は弥生賞Vに、皐月賞4着、ダービー6着とG1でも小差に奮闘。クラシックの“本流”を歩んできた底力は本来、G3なら上位だろう。「中間は(通常の坂路だけでなく)Wで乗る量も増やしてきた。正月早々、関西馬に獲られたくない」。3戦2勝と得意とする中山芝2000メートルが舞台でもあり、トレーナーは気合十分だ。

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