【競輪】村上ろっ骨骨折も強気宣言!

 「KEIRINグランプリ2012・GP」(30日、京王閣競輪)

 シリーズ初日の28日、第7R終了後に「KEIRINグランプリ2012」(30日・11R)に出場する9選手が公開練習。ファンの声援を浴びながら、各選手がそれぞれ周回。本番へ向けて集中力を研ぎ澄ませていた。29日は11Rで「ヤンググランプリ2012」が争われる。優勝賞金390万円(副賞含む)をかけた若手の登竜門。

 シリーズ初日、ファンの前で行われた公開練習。村上はゆっくりと感触を確かめるように、まずは単騎で周回。その後は佐藤‐山崎‐成田、武田、浅井の6番手へつけて周回すると、最後の1周はファンの声援に手を振りながら敢闘門へ引き揚げた。

 昨年のグランプリは落車(携入8着)。今年のG1戦線でも落車が続いたが、それでもつかんだ3年連続6回目の出場。16日にも練習中の落車でろっ骨骨折のアクシデントがあったが、悲壮感はない。公開練習後は「違和感はあるけど、自分が持っているキャパシティーの範囲で微調整する。ベストの状態に持っていく」と強気に宣言した。その表情は前検日よりも厳しくなり、すでに本番モードの雰囲気。さらに集中力を高めて頂上決戦に照準を合わせていく。

 武田と長塚の公開練習は、それぞれ単騎でスパート。武田はバックストレッチから半周をダッシュして「動きがいい?そうですね」と納得の表情を見せていた。

 佐藤‐山崎‐成田で終始並んで周回した北日本勢は「まだ初日だから普通に過ごしている」と山崎。成田も「朝の練習よりは軽かったかな。体調は変わらずです」とリラックスした雰囲気だ。

 中部勢の浅井と深谷も、それぞれじっくり周回。深谷は「2日目の公開練習では何か面白いことを考えておきますよ」とファンへのパフォーマンスを笑顔で予告した。

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