【マイルCS】武豊中央G1完全制覇へ

 「マイルCS・G1」(18日、京都)

 現在22レースあるJRA・平地G1で、武豊騎手(43)=栗東・フリー=は史上最多の65勝を挙げている。そのなかで、まだ手にしていないタイトルは、マイルCSと朝日杯FSの2つだけ。前人未到の完全制覇へ向け、天皇賞・秋(8着)からの連続騎乗を自ら志願したサダムパテックで王手をかける。なお、枠順は15日確定し、馬券はあす前日発売される。

 タイトルコレクターの武豊にとって、足りないピースが2つある。そのひとつがマイルCSで、過去に2着が4回。バンブーメモリーに騎乗した89年は、最後にオグリキャップに差されて鼻差で優勝を逃した。「勝ったことのないレース。ぜひ勝ちたいし、完全制覇もできればいい」。苦い思い出が多いだけ、勝利への渇望が強くなる。

 21度目のマイルCS挑戦はサダムパテックとのコンビで臨む。好メンバーがそろった天皇賞・秋は、休み明けながら0秒6差の8着に健闘。初コンタクトで能力の高さを感じ取り、西園師に「次もぜひ乗せてほしい」と連続騎乗を直訴した。水曜の追い切りでは、栗東坂路で4F51秒0の一番時計をマーク。「天皇賞のときも良かったけど、今回の動きもいい。叩き2走目だし、普通なら良くなってくるはず」と上積みを期待する。

 パテックのマイル成績は1・1・0・4で、勝ったのは2歳未勝利戦。マイル巧者がそろうメンバーでは見劣りする印象は否めないが、天才ジョッキーの見立ては違う。「京都の千六は合うと思う。前回はトップスピードのところでもたついた。脚をためるというよりは、スピードに乗せていきたい」。3コーナーからの下り坂を利用すれば、はじけそうなイメージを抱いている。

 G1制覇は、繰り上がりで1着になったローズキングダムの10年ジャパンCが最後。2年近く、その味をかみしめていない。「パテックは乗り味が抜群だし、G1を勝てるだけの馬。天皇賞よりもメンバー的にチャンスはある」。中央G1完全制覇に王手をかけ、天才の完全復活を証明する。

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