【競輪】ガールズケイリン広島に上陸

 今年7月から始まったGIRL’S KEIRIN(ガールズケイリン)。15日から広島競輪場(F2・ひろしまサファイアカップ)で、西日本初となる開催が行われる。地元の戸田みよ子、三輪梓乃を含めて14人が出場予定。カラフルなユニホームに身を包んだ女性たちが、男子にも負けない迫力のレースを展開する。

 1964年に廃止された女子による競輪が、今年7月に復活した。正式名称は「GIRL,S KEIRIN(ガールズケイリン)」。男子は1レース9人で行われるのに対して、女子は7人で争われる。フレームは五輪競技などに用いられているカーボン製のフレームを使用する。

 ほかにも男子との違いがいくつかある。所属地区ごとにラインを組む男子に対して、女子は個々の競走。勝ち上がりは予選2走のポイント制を採用している。競走規則も相手の選手を内、外側に押し込む行為が、男子より制限されている。ただ迫力は男子とほとんど変わらず、見応えは十分だ。

 これまでガールズケイリンの開催地は平塚、松戸、京王閣競輪場のみだったが、15日からは広島競輪場で開催される(17日まで)。昼間の時間帯で行われるのも初めてで、注目を集めている。出場メンバーは第1期となる102回生33人のうちの14人。地元の広島からは戸田みよ子、三輪梓乃の2人が出場を予定している。

 実業団のバドミントンから転身した戸田は「本当に悔しかった」という第1戦以外は、すべて決勝進出。実力はトップクラスと言えるだろう。「勝ちたいと思えるようになってから、練習で気持ちが入るようになった。練習量もデビュー前よりも増えているので、脚力はアップしてます」と自信を持つ。

 競輪選手だった父を持つ三輪は、デビューした第2戦の京王閣で決勝進出。その後は落車に巻き込まれたりとリズムを崩すが、一線級相手でもスピードは見劣りしない。「平塚で1着が獲れたし、タイムを出す“足”ではなく、競走で役立つ“脚”になってきた。デビュー前に骨折した左手首も癒えてきて、今では自転車に乗れば気にならない状態」と復調ムードが漂う。

 もちろん2人とも狙うは優勝。連続で決勝2着の戸田は「地元戦ではまず初勝利を挙げて、波に乗っていきたい。どちらが1着でもいいので、梓乃ちゃん(三輪)と決勝ワンツーできるように頑張ります」と表情を引き締める。

 三輪も「中村由香里さんや中川諒子さんら強い人が来るけど、競輪は展開ひとつだと思います。レースをつくる選手が多いので、私にもチャンスはある。優勝してこれまで支えてくれた人に恩返ししたい」とVを見据える。

 年末には「ガールズグランプリ2012」の開催が決まり、ますます盛り上がるガールズケイリン。西日本初の開催となる広島競輪場が、熱気に包まれそうな予感だ。

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