横山裕36歳、コラム始めました!このカンパニーに出会えたのはすごい財産

 関ジャニ∞・横山裕(36)が、初めての新聞コラム連載に挑む。軽妙なトークと温かな人柄が愛される人気者。野外フェス、アルバム発売、ツアーに舞台にバラエティー、そして初コラム…この夏もフル回転の横山が、毎月最終金曜日にデイリー読者に届ける、心の「プレミアムフライデー」だ。

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 今日から連載をさせていただくことになりました。話を頂いた時は、コラムなんてやったことがなかったので、「僕?」と驚きましたが、新聞、それもデイリーさんで連載ということで、「ありがたいことやから、やらせてください」って言いました。

 今、東京・シアターコクーンで「上を下へのジレッタ」という舞台をやってます。毎日しんどいけど、楽しいです。歌って踊ってお芝居も交えてってのは初めてで、僕にとっても結構な挑戦ですが、36歳になって挑戦できる環境はすごいありがたいです。

 舞台ならではの考え方も初めて知りました。以前、映画で共演した佐々木蔵之介さんが「舞台は一発勝負やと思われがちやけど、マチネ(昼公演)、ソワレ(夜公演)があって、次がある。逆に映像の仕事の方が一発や」って言ってたのが印象的だったんです。で、今回、共演の竹中直人さんも「次があるからいろいろ試そうよ」「もっと遊んじゃおうよ」って。「舞台ってそういう考えやんなー。考え方一つでやり方が違うんや」って知って、面白かった。

 実は反省とかめっちゃするタイプ。でも今は、ポジティブに「次あるやん!」。このカンパニーに出会えたのはすごい財産やと思います。最近は「自分を過信したらあかんねんな、反省しすぎてもよくないねんな」って思う。「俺、こんなもんやねんから、そらミスするわ。仕方ない」と前向きにとらえて前に進まな。

 9日に36歳になりました。30を境に仕事に対する思いはすごい変わりました。30過ぎたら実力がないと残っていけへん。いろんなお仕事をやってますが、中途半端にならんように心がけてます。全力でぶつかってかなあかん、って。

 舞台の合間にライブの打ち合わせやアルバムを作り、7月からはツアー。そんな中での息抜きは(嵐の)相葉(雅紀)ちゃん。彼も忙しいのに、誕生日をサプライズでやってくれたんですよ。相葉ちゃんとのご飯が今の僕の楽しみです。

 月イチで僕が話したいことを話せる場ってのもなかなかないので、これを機に、僕も楽しみながら、いろんな方に僕のことを知っていただけたらうれしいなと思います。次、何を書こうかなって考えながら、1カ月間、過ごします!

 ◆横山裕(よこやま・ゆう)81年5月9日生まれ。大阪府出身、血液型A。04年、関ジャニ∞として「浪花いろは節」でCDデビュー。昨年末より今夏にかけて開催される5大ドームツアーの総動員数は140万人。6月28日にはアルバム「ジャム」を発売。現在、手塚治虫原作の舞台「上を下へのジレッタ」で主人公の門前市郎を好演し、俳優としても評価を得ている。

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