舛添氏、新疑惑の会見日は13日の金曜日
11日発売の週刊文春が、東京都の舛添要一知事の政治団体(解散)が2013年と翌14年の正月に、千葉県内の温泉ホテルでの「会議費用」として政治資金収支報告書に記載した計約37万円が家族旅行代金だったのではとの新疑惑を報じた。舛添氏は説明を先送りし、13日の定例会見を釈明の場に指定し、これにネット上などでは「13日の金曜日」「仏滅」と揶揄する声が上がっている。
高額出張費および公用車問題への批判が収まらない中、新たな疑惑追及を受けた舛添氏。10日にこの件に関しての質問が飛ぶと「きょうはちょっと今やめていただきたい」「定例の記者会見のときにいらしてください」と、13日の定例会見で質問するよう求めた。
一般的に疑惑報道に関しては、報道が出る前に説明・反論を行うのが効果的とのセオリーがある。過去の例からも、疑惑が既成事実のように世間に流れた後では、挽回が難しいが、舛添氏は3日後に先延ばしした。
舛添氏が、公金の私的流用疑惑にどう反論するかに注目が集まるが、ネット上では13日に行われる会見に対し「13日の金曜日、キャーッ」「ちなみに仏滅」「魔の金曜日 Byジェイソン」「呪いの金曜日だ」と揶揄する書き込みが相次いでいる。
なお政界では、上西小百合衆院議員が衆院本会議を病欠して騒動となった昨年3月13日も「13日の金曜日」だった。