上西議員疑惑、公表した宿泊旅館が困惑

 維新の党が除名処分を下した上西小百合衆院議員(31)が、3月13日の衆院本会議を欠席した直後に男性秘書と旅行したとの疑惑に対し、4日に上西氏側が“否定材料”として公表した、男性秘書が3月13日に別の女性と宿泊したとする京都府内の旅館が「ご本人様からの連絡がなく、ご了解がなければお話することができない状況です」と困惑している。

 上西氏は3月13日の衆院本会議を体調不良を理由に欠席。3日夜に開いた釈明会見では、病欠当日の3月13日は朝に新幹線で大阪府内の自宅に戻り、そのまま14日まで自宅療養したと説明した。

 男性秘書との交際を問われると「そのような事実はない」と完全否定。会見に同席した男性秘書は、現在独身で、3月13日は午後2時ごろに帰阪した上西氏を自宅まで送った後は、休暇だったため交際中の別の女性と京都府内に旅行に出かけ、夜は旅館に泊まったと説明した。

 いわばこの旅行相手が上西氏と混同されたのではとの主張で、上西氏側は4日午前に維新を通じ、国会病欠時の診断書とともに、男性秘書が3月13日から14日にかけて宿泊した旅館名と連絡先などをFAX書面で公表した。

 直後から報道各社が裏取り取材に走ったが、旅館側は、上西氏側からの連絡がないため、対応できないことを説明。直後にデイリースポーツは国会議員会館の上西氏の事務所に、旅館側との協議を要請したが、5日午後段階でも、旅館側は「まだご連絡がありません」と困惑している。

 なお上西氏は3月15日は男性秘書と京都市宮津市を訪問しているが、地元町長や支援者との会食だったとし「仕事の一環」と説明している。

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