爆笑問題・太田光が７日、フジテレビ系で放送された「さんまのお笑い向上委員会」に１０カ月ぶりに出演。同番組の“初期メンバー”だったにもかかわらず、突然出演がなくなり、“謎の逃亡”と話題になっていた。出演が途絶えた真相について、この日は明石家さんまや出演者らから何度も「嫁」の言葉が連呼された。太田の妻は所属事務所タイタンの社長、太田光代さん。太田は昨年４月の番組開始時からの“初期メンバー”だった。

　この日、太田は額に「レギュラー」と書いてゲスト出演。さんまは「なんでお前は１０カ月も来なかったんや？」と質問。太田が「それは色々言えないことがあるんだ」答えにくそうにしていると、今田耕司は「１０カ月出れなかった理由！要は嫁の悪口を言え、って言ってんねん」と追及した。

　出川哲朗も「何だったの？うわさでは、ギャラが高すぎる（出演させられない）、とか」などとレギュラー陣が矢継ぎ早に質問。いつもは次々とコメントを斬っていく太田が珍しく答えに窮し、さんまは「嫁さんの言う通り、言うことを聞きよんねん。お笑いの、仲のいいメンバーのために、嫁さんのこと殴ってでもここに来るのがお笑い芸人としての…なあ」と切り出した。

　さんまは番組冒頭でも、太田が出演できなかった理由について「色々と、コレ（女）とコレ（女）の問題で…」と太田社長がらみの問題が根底にあることを示唆していた。

　光代さんは昨夏、太田の同番組への出演が途絶えた理由について、ギャラ交渉をめぐり、番組プロデューサーの女性と揉めたから、などと一部で報じられたことを受け、ツイッターで「女子プロデューサーさん好きです。揉めてたつもりもありませぬ」などと一連の報道を否定していた。