加藤晴彦 芸人にはめられ40万円

 俳優の加藤晴彦が6日、カンテレのバラエティー番組「快傑 えみちゃんねる」(後7・00)に出演し、とある芸人にはめられて飲食代40万円を払わされたことを明かした。MCの大平サブローは「吉本として嘆かわしい。会った時に言っておきます」と同じ芸人として注意することを述べた。

 加藤は「東京・恵比寿で男4人で食事していた」と、ことのてんまつを話し始めた。店を出て別の場所に移ろうとした時に携帯に電話があったという。日ごろからかわいがっている芸人で「にいさん、今なにしてます?」という内容だった。加藤が恵比寿にいることを話すと、その後輩芸人は「六本木のはずれで飲んでる。来ませんか?」と誘ってきた。

 行ってみると、店には10人くらいの男女がいてパーティーのような状況だったという。加藤は「僕らはこれから飲もうとしたら、彼らはけっこう飲み食いしてできあがってる空気。ワインも何本もあいてた」と振り返った。

 ここで、問題の芸人が登場した。呼んでくれた芸人の先輩にあたる芸人が現れ、加藤は自分が年下ということもあり「初めまして」とあいさつ。その芸人は「初めてだよね、プライベートで会うの」などと話しかけてきた。すると、加藤たちがまだ大して飲んでもいないのに会計がきたという。「まあまあな金額だった」と加藤は述べた。

 年上芸人は「晴彦君、芸歴どれくらいだっけ?」と尋ねてきた。共演したキングコング梶原は「怖い」と言い、MCの上沼恵美子は「読めるな」とあきれたような表情を浮かべた。加藤が中学生の時にNHKのドラマに出演したことなどを話すと、その芸人は「芸歴は名古屋から数えるよね」と迫り、加藤が「20年くらいです」と答えると、「じゃあ、チェックを。晴彦にいさん」と言って押しつけてきた。

 上沼が驚きながら、隣にいるサブローに「吉本は絶対先輩が払うの?」と尋ねると、サブローは「そうかもしれんけど、そういう状況やったら逆に払わせへん」と述べた。加藤が「僕が全部払った」と話すと、サブローは「誰や!?」と怒りの口調で尋ねた。

 加藤は答えずに続けようとすると客席からも「誰!?」の声が飛び、加藤は「あの…」と答えた。オンエアでは伏せられた。

 周囲が「ああ!」と思い当たっていると、加藤は「悪口になっちゃう」と困惑。この時のトークのテーマである「どぶに捨てた気分」を話しているだけだと訴えた。

 後日、新幹線のホームでばったりとその芸人と再会。向こうは「頑張ってる?」と上から目線で話してきたという。加藤は「僕が払ったんだから、後輩の体で来てもらったほうがやりやすい」と対応に苦しんだ胸中を告白。上沼は「完全にはめられてる」と指摘した。

 加藤が払わされた金額は40万円だったそうで、上沼は再び「完全に払わされた。考えたんだ」と向こうの計画通りだったと指摘。サブローは「吉本として本当に嘆かわしい。次、会ったら言うときます」と真剣な表情で述べた。

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