「仕事ができる女」ほど結婚できない?容姿端麗なハイスペ女性でも売れ残る現実【恋愛婚活心理学者が解説】

外資系企業でマネージャーを務めるAさん(33歳)は、年収は500万円を超え、身だしなみにも気をつかう才色兼備な女性だ。そんな彼女は、婚活においては全く結果が出なくて困っていた。お見合いやデートを重ねても、常に1~2回で男性側からお断りされてしまうのだ。

そんななか、「自分よりも仕事ができない」と思っていた後輩女性たちが次々とエリート男性を射止めていた。この様子にAさんは、「お見合い時には相手のプロフィールをしっかり分析してるし、沈黙にならないよう緻密に計算しているのに…」と頭を悩ませていた。

実はAさんのように仕事ができて隙を見せない女性ほど、男性を萎縮させているケースが多いという。なぜ有能さが婚活の足かせとなってしまうのか、結婚相談所「SMART BRIDAL」代表取締役で恋愛婚活心理学者の吉野麻衣子さんに話を聞いた。

-Aさんのような美人で高収入、仕事もできるという女性でも、本当に婚活で苦戦するのでしょうか?

はい、私の経験上とても多いです。最大の原因は婚活をビジネスのプロジェクト、お見合いを採用面接と勘違いしてしまうことです。また、相手をビジネスモードの男性と比較してしまう『勘違い面接官マインド』も原因となります。Aさんの「プロフィールを緻密に分析し、会話を計算する」という行動は、仕事で培った効率性を婚活に持ち込んでいると考えられます。

ほかにもAさんのようなハイキャリア女性は、仕事モードの男性が基準となっている場合があります。結婚とはオフモードのプライベート時間を過ごす関係にもかかわらず、無意識のうちに仕事モードを相手に求めてしまうのです。

結婚という長期的なパートナーシップは、損得勘定を抜きにして互いを思いやる『共同的関係』が土台となります。そこにビジネスのルールを適用しているため、根本的なミスマッチが起きるのです。

-『勘違い面接官マインド』とは、具体的にどのような態度や会話に現れるのでしょうか。また、それを受け取った男性はどのように感じるのでしょうか?

尋問のような質問攻めや、仕事の先読み力の使用、隙がなく主体性が強いなどが問題に挙げられます。例えば「なぜ前の彼女と別れた?」「家事分担は?」などチェック項目を消化するように矢継ぎ早に質問したり、「LINEの返信が遅い=私に興味がない」「お店の予約がない=仕事もできなさそう」と、確認もせずに少ない情報で相手をジャッジしたり、自己完結して関係を終わらせてしまうでしょう。

また相手の段取りが遅いと「私がやる」と出番を奪ってしまい、男性の提案にロジカルにダメ出しをしてしまいます。そのため男性は「家に帰っても仕事をしているようで息が詰まる」と感じてしまうのです。

-Aさんのような常に仕事モードが抜けきれない女性は、どのような部分に気をつければよいのでしょうか?

完璧さを手放して隙を作り、関係性を2人で育てていく「成長志向」に切り替えることです。社会心理学者エリオット・アロンソンは、優秀で有能な人物が「ちょっとしたミス(ドジ)」をしたとき、かえって好感度や親近感が上昇するという『しくじり効果』を提唱しています。

言い間違いをして笑ったり、できない事は無理してがんばらずに甘えたりと、意図的に人間らしい隙を見せてください。男性は「僕が助けてあげなきゃ」と心理的距離がグッと縮まります。

婚活において探すべき相手とは、仕事を完璧にこなすビジネスパートナーではなく、仕事から離れて心安らぐ時間をともに過ごすパートナーです。ビジネスとプライベートは完全に切り離し、お互いが「リラックスしたダメな自分だからこそ身を委ねあえる」ような、安心できる関係性にフォーカスしてください。

◆吉野麻衣子(よしの・まいこ) 株式会社SMART BRIDAL代表取締役社長/MBAホルダー/恋愛婚活心理学者/モデル

結婚相談所SMARTBRIDAL代表。「MBA(経営学)・心理学・AI・オンライン」を融合させた科学的根拠にもとづく戦略的婚活をサポートしている。全国数千社ある結婚相談所のなかで、0.19%未満の成婚マイスターの称号を取得。「離婚しない幸せな結婚」を理念に掲げ、どのような境遇の方でも幸せな結婚ができるよう導いている。

(よろず~ニュース特約ライター・夢書房)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サブカル系最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス