「あいつらに提起する力なんか」ブラック企業社長の本音が筒抜け→管理職が立ち上がる【漫画】

残業はしてほしいが、残業代は払いたくないという“ブラック企業”は、残念ながら今も存在しているようだ。漫画家・クマさんの作品『残業はしてもいいけど、残業代はだめだよ。ん?』では、そんなブラック企業の一幕が描かれてSNSで話題を集めている。

物語は、ある会社のオンライン会議の場面から始まる。社長は「残業代はムダの極み」と断じ、20%カットを一方的に宣言する。しかし各部署の管理職たちから「人手が足りず残業せざるを得ない」と切実な声が上がると、社長は「残業は大いにけっこう。しかし残業代はよろしくありません」と矛盾した方針を示す。

会議終了後、秘書が懸念を示すが社長は「あいつらに提起する力なんかありませんよ」と言い放つ。しかし、その発言は終了されていなかったオンライン会議によって筒抜けだった。

社長の本音を知った管理職たちは激怒し、一斉に社長室へ。物語は、彼らから逃げ惑う社長の姿で幕を閉じる。

読者からは「ただのサービス残業じゃん」「会社よ目を覚ませ!!」といった声があがっている。そこで作者のクマさんから、同作について話を聞いた。

- 同作はどのような思いから描かれたのでしょうか。

読者の方から様々なご意見の中で多かった「出世して年収が減った」「有休が使えない」「名ばかり管理職」を描いてみました。

「社長が利益を重視するのは当然」というお声も頂いておりましたので管理者たちとの違いも表現してみたいという思いがありました。内部(社員)からの搾取は利益ではなく、もう会社が破綻してますよというわたしなりの「解」です。

- 声を上げられずに苦しんでいる会社員の方へ、伝えたいことをお聞かせください。

いち労働者としては、人間関係や仕組みの問題は上長に言っていいと思います。共有して「じゃあどう改善すればいいか」を提案し、一緒に考える。それが健全なあり方だと。

訴えてもそれができない会社であれば個人の力で変えるのは難しいです。見限るのも手です。

- ブラックマシリーズの今後の展開について教えてください。

社長と管理職のお話をもう少し描く予定でおります。その他、ブラックな職場や人間関係を単発で描いてXでポストしていきますので、よろしくお願いします。同作の続編はnoteで読めますのでそちらも楽しんでください。

(よろず~ニュース特約ライター・夢書房)

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