親の言う「自主性」は親の要望が入っている!?子供を追い詰める親心の矛盾点【漫画】
子供の自主性を育てたいと思っている親は多いもの。しかし本質的に少し間違った解釈をしていることもある。増田さんが投稿した作品『「自主性」を育てる』はそんな親心の矛盾を描き話題となっている。
その日、作者はとあるテレビ番組を見ていた。番組内では、ある親が「子供の自主性を育てたい」と悩みを打ち明けていた。これまでは「勉強しなさい」「宿題は終わったの?」など親から子どもに向かって細かな指摘をしていたが、子供の成長を考え、「これからは何も言わないから、自分で決めてやりなさい」と突き放したのだ。
その結果、子供は全く勉強をしなくなってしまい、親は「どうすれば自主的に勉強してくれるのでしょうか」と相談するのだった。
これを見た作者は、自主性の本質について深く考えを巡らせる。自主性とは、本来「自分で決め、自分の足で進む力」のことだ。しかしテレビの相談者の態度は、親としての「勉強してほしい」という願望を隠し持ち、子供に対して「どちらに進むべきか分かっているよね?」と無言の圧力をかけているように見えた。
これは自主性を尊重しているのではなく、親の期待通りに動くよう「自発性」を強要しているに過ぎないのではないか。自主性を育てる第一歩は、「親がこうしてほしいと思っているだろうな」という予測を、子供にさせないことにあると作者は思うのだった。
読者からは「すごく深くて、考えさせられました。」「子どもに忖度させない…という言葉が目に止まりました。深いですね」などの声があがっている。そんな同作について、作者の増田さんに詳しく話を聞いた。
ーテレビの相談者に対して「それは自主性とは違う」と感じた決定的なポイントはどこでしたか?
やはり「親が決めたことを自主的にやってほしい」というところが、ずいぶん都合のいい考えだなあ~という点で違和感がありました。
ー無言の圧力は、子供の心にどんな影響があると思いますか?
子どもは、幼いころはまだまだ親の言うことに逆らえないことも多いと思いますので、長い期間でみると、親に意見を言いづらくなったりするのかなと思います。
ー増田さんご自身は、子供に気づかれないために意識していることはありますか?
親として「こう進んでほしい」みたいなところがあるのは仕方ないのかなと思うのですが、それと違ったとしても、嫌な顔をしたり、日ごろから「こうすれば?」みたいなことを言いすぎないことが大事だと思います。
(よろず~ニュース特約・カキMONO.1)
