山本太郎氏が参院議員辞職 れいわ代表は続投 多発性骨髄腫の前段階「自分の命を守る行動に入ります」
れいわ新選組の山本太郎代表(51)が21日、同党のYouTubeを通じ、同日付で参院議員を辞職するとした。同党代表は続け、大石晃子(48)、櫛渕万里(58)両衆院議員の共同代表制も維持する。
山本氏は「山本太郎は本日、参議院議員を辞職します。衆議院選挙のためではありません。健康上の問題です。端的に言うと、多発性骨髄腫、血液のがん、その一歩手前にいます」と辞職理由を説明。「ここから先に進行しない、させないということを最大のテーマに、今生きなければ命を失いかねない。なので議員辞職をして、自分の命を守る行動に入ります。いつ最前線に帰ってこられるかはわかりません。これから無期限の活動休止に入ります」と治療に専念するとした。
2023年7月10日投開票の参院選東京選挙区に、衆院からくら替え出馬し当選。任期途中の山本氏は「このようなことで任期満了できないことを心よりおわび申し上げます」と陳謝した。
2025年に人間ドックを受けた際再検査となり、多発性骨髄腫の手前であることが判明した。「血液のがんになったら、広がるのも一気。だからこそ、その手前で全力で食い止める必要があると考えました」と、議員辞職の決断を語る。過度なストレスが原因だと感じているとした山本氏は「10円ハゲだったり、500円ハゲっていうのが、毎年できていた。多い時で年間5、6カ所。少ない時でも年間2、3カ所。必ずできていた。毎年それだけコンスタントにできること自体が、ふつうに考えれば異常だった」と振り返る。
「今の状態で知れたこと、そこから行動できるってこれ、ラッキーじゃないかというふうに思ったんですよ。このままフル回転を続けたら、おそらく2、3年で命は燃え尽きることになるかもしれません。そうした場合には、世の中を変える前に自分自身が点に召されてしまいますから。早期発見という状態で、まだ完全に進行していない今だったら、その前に踏みとどまって健康な状態を取り戻して、なんだったら今よりも力をつけて世の中を変えていく」と前を向いた。
山本氏は「私が死んでしまったとしても心配いりません。日本を食い物にする悪い人たちいっぱいいるじゃないですか。そういう人たちの枕元に毎晩立って、一緒にさんずの川を一緒に渡ろうじゃないかと、強引にお誘いしようと思ってるんですよ。だから死んだとしても、あの世とこの世で、みんなで力を合わせて悪い政治倒しに行ってやろうと思ってるんです。そう考えるとどう考えてもワクワクするなっていう話なんです」と、いつもの過激な論調も忘れなかった。
今後については「私がれいわ新選組の代表であるということは変わりません。直接的な直接的な代表業務は共同代表の大石明子さん、そして櫛渕万里さんが担ってくれます。山本太郎代表は3期目に入ったんですけれども、人事については共同代表、幹事長は続投ということになります」と、高井崇志幹事長(56)も含めた執行部は続投するとした。
衆院選を前にした衝撃発表。山本氏は「山本太郎はいったん最前線から撤退しますけれども、私が再び国会に戻れるまで、れいわ新選組を育て、支え、もっともっと大きくしてください。“太郎推し”だったのにって方も中にはいらっしゃるかもしれませんね。そういう方はしばしの間、推し変したりとかですね、太郎のジェネリック、れいわの中で見つけていただきたいと思います。非常に魅力的な議員、大勢いますので、ぜひそういうことで世の中を変えていくってことに動いていただければというふうに思います。ここから先も、腐った世の中、一緒に立て直していきましょうね」と呼びかけた。
(よろず~ニュース・杉田 康人)
