数年続いた「たぬきの恩返し」生まれた子どもを毎年見せにくる野生のたぬきが話題「童話みたい」
野生のたぬきが毎年子だぬきを見せにやってくる「たぬきの恩返し」が話題になっている。
横浜市に住むべるさん(@snowbell_sakura)さんの元にやってきたのは、夫婦のたぬきと、その子ども達。15年ほど前に突然姿を現したたぬきに、べるさんが声掛けを続けたところ、秋になると夫婦が子だぬきを連れて見せに来るようになったそう。
温かく見守ってくれるべるさんに、子ども達を紹介するたぬき。まるで昔話のようなエピソードはSNSで話題になり14万いいねを集めた。べるさんに詳しい話を聞いた。
--初めてたぬきが来てくれた時の感想は?
べる:姿を見る前から裏山の茂みがガサガサして、時折鳴き声は聞こえていました。ある日、突然姿を見せてくれた時は、とにかく驚きました。私自身が初めて直接見たたぬきでした。
--どうやって関係を築いたんですか?
べる:見るたびに声を掛けていました。こちらを見るだけで特に反応はなかったのですが、日に日に少しずつ近くまで来るようにはなりました。野生なのに警戒心はどこへ?とは思いました。野生の生き物なのに犬っぽい親しみや、天真爛漫さを感じました。
--見せてもらった子だぬきの様子は?
べる:大きさ以外は親そっくりでしたが、親より活発でした。3~4年間は同じ時期に、親たぬきが子だぬきを連れて来て見せてくれるのが続きました。生まれた子が親になり子を産んで…が繰り返されていたようで、毎年同じような時期に我が家に子だぬきを見せに来る行事が、代々受け継がれていたようです。
今では時折鳴き声らしい音は聞こえますが、姿を見ることはなくなりました。少し残念ですが、本来あるべき姿に戻ったのだと思います。でも、また気が向いたら姿を見せに来て欲しいですね(笑)。
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SNSでは「童話みたい」「いい距離でお互いに害なく生活できているのがいい」「ご近所づきあいを大切にしている」「ファンタジーなお付き合い」「ツバメを相手するみたいな感覚?」などの反響が寄せられた。野生の動物と人間の、絶妙な距離感で起こった、昔話のようなエピソードだった。
(よろず~ニュース特約・米田ゆきほ)
