「おじさん感がたまらなく」「自分にそっくり」沼にハマる人続出!西日本進出のマーモットカフェ
アルプス山脈、ロッキー山脈、ヒマラヤ山脈などの世界の山岳地帯に生息するげっ歯類の動物、マーモット。今、大阪ではそんなマーモットと身近に接することのできるカフェが開店し予約殺到の大人気となっている。
大阪府守口市にオープンしたのは、マーモットに餌やり体験などができる完全予約制のカフェ「マーモット村」。元々東京で大人気だったカフェだが、11月7日に西日本1号店として大阪店をグランドオープン。すでに年内の週末は予約でいっぱいの大盛況となっている。
開店の10時に向かうと、入口にはすでに行列が。入口で靴を脱ぎ、クロックスに履き替えて入店。店内は3つのエリアに分けられており、元気いっぱい遊ぶマーモット、のんびり外の車の往来を眺めるマーモットなどが近くで観察できる。触れ合うことはできないが、ユニークな表情や個性あふれるマーモットの様子を眺めるだけで時間を忘れてしまいそうだ。
来店客がおやつを持つと、のんびりしていたマーモットたちがザワつきはじめ、誰がおやつを持ってるの!?」と立って様子を伺い、おねだりする場面も。トングを使ってゆっくりおやつをあげると大集合!グイグイ他のマーモットを手で押しのけて食べる姿に、シャッター音が止まらなかった。向かい合ってケンカをする瞬間もあったが、ほのぼのして不思議と平和な雰囲気なのがマーモットならでは。代表の今井英莉さんに話を聞いた。
--施設内のマーモットについて。
今井:ヒマラヤマーモット、ボバクマーモット、ウッドチャックの3種類で、みんな生後半年くらいです。エリアごとに分かれて暮らしています。特にヒマラヤマーモットは珍しく、見られるのはマーモット村だけ。施設内にいるのは20匹ですが、まだ人に慣れていない子はバックヤードでゆっくり環境に慣らしています。
--なぜ大阪市内など中心部ではなく、守口市でオープンしたんですか?
今井:物件選びが重要で、マーモットは日光浴が必要なので日当たりが良い場所を探していました。ここはただのカフェではなく、海外で狭いケージで飼育されていた過去のある子などの保護施設でもあるので、“守”が地名に入っているのが良いなと思いました。“マーモット”にも発音が似てますしね!
--大人気ですが今後の展望は?
今井:もっと自然に近くて広い、山の上のような環境の施設が作れたら嬉しいです。毎年中国などマーモットを家畜として飼育している現地に行くのですが、まだまだ過酷な環境で暮らすマーモットは多いんです。レスキューできる数を増やすために、施設数は増やしていきたいと考えています。
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SNSでは「今すぐ行きたい!」「おじさん感がたまらなく可愛い」「おじさんが転生した?」「マイペースでかわいい」「昼寝してる自分にそっくり」などの反響が集まった。マーモットの魅力にハマってしまう人が続出しそうだ。
(よろず~ニュース特約・米田ゆきほ)
