橋下徹氏 高市総裁の靖国参拝見送りに私見「中国からの抗議を恐れて行かない。保守派も静か」「背骨ない」

 元大阪府知事・大阪市長で弁護士の橋下徹氏が17日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党の高市早苗総裁がこの日、秋季例大祭が始まった東京・九段北の靖国神社に私費で玉串料を納めたが、期間中の参拝は見送りとなる見通しを受け、持論を展開しながら問題提起した。

 橋下氏は「総理総裁になっても必ず靖国参拝すると断言していた高市さん。総裁になったら行けなくなるというこんな簡単なことも予測できなかったのかな。」と切り出し、「しかも保守派は怒らない。保守派にはこの手が多過ぎる。英霊に対する冒涜の極みだ。」と綴った。

 高市氏の参拝見送りは、21日召集となった臨時国会での首相指名を想定し、外交面で近隣国への影響を及ぼすことを避けるためとみられている。

 橋下氏はこのポストに先立つ投稿で「高市さん、結局中国からの抗議を恐れて行かない。保守派も静か。」と指摘し、「天皇陛下や総理、外国首脳が靖国に御親拝・参拝しないこの国に背骨はない。このことを誰も本気で解決せずに、一国会議員たちがポーズで靖国に参拝する日本」と嘆いた。

 また、同氏は「政治的に分祠して、総理は靖国において一般兵士に向かって堂々と手を合わせるべきだ。それは先の大戦の戦争指導者・軍指導者とは画していることを内外に示すことにもなる。ところが国会議員たちは何もせず、背骨のない国家が続くのみ。」と持論を展開した。

 さらに、橋下氏は「日本の保守強行派なんてファッション保守が多過ぎる。それでこの人たちに政治が引きずられて勝てない喧嘩に挑み、国民が大犠牲を被る。そのくせ保守強行派の政治家たちが生き残る。アホらし。」とも付け加えた。

(よろず~ニュース編集部)

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