小学校の入学準備「思ったより時間がかかった」が20.5% 手作りの負担など理由はさまざま

 株式会社NEXERはこのほど、村瀬鞄行と共同で、事前調査で「小学生~高校生の子どもがいる」と回答した全国の男女127人を対象に「小学校の入学準備」についてのアンケート調査を実施、その結果を公開した。

 まずは、子どもの小学校入学までの準備において、「始めるのが早かったもしくは遅かったと思った経験はあるか」を聞いたところ、合計で18.9%の人が「早かった経験がある」、15.7%の人が「遅かった経験がある」と回答した。

 入学準備を始めるのが早かったと思った理由では「学校指定のものがあるのに買ってしまった」(40代・男性)、「ランドセル、どんどん新しいものが、出てきました」(40代・女性)など、指定品との重複や新商品登場などで「無駄になった」と感じるケースも目立った。

 一方、始めるのが遅かったと思った理由では「ランドセルがあまり選べなかった」(40代・男性)、「名前書き。入学前にまとめてやろうとしたら、思ったよりも多過ぎてギリギリになった」(40代・女性)など、準備を遅らせた結果、品切れや選択肢の少なさ、作業の負担増に直面し、入学式に間に合わないといった失敗も見られた。

  続いて、小学校の入学準備で「思ったより時間がかかったこと・時間がかからなかったこと」はあるか聞いたところ、20.5%の人が「思ったより時間がかかったことがある」、18.8%の人が「思ったより時間がかからなかったことがある」と回答した。

 思ったより時間がかかった理由では「レッスンバッグなどの手作りのものが多かった」(40代・女性)、「算数セットの名前つけが、思いのほか時間がかかってしまった」(40代・女性)など、手作りの負担、細かい名前つけ、必要品の追加や品切れ対応などで想像以上に時間を取られたとの声が多くあった。

 一方で、思ったより時間がかからなかった理由では「子供の好みがはっきりしていたので」(40代・女性)、「公立小学校だから特に準備に手はかからなかった」(40代・男性)など、子どもの協力や好みの明確さ、家にある物の活用、公立校ならではのシンプルさなどで、入学準備は予想よりスムーズに進んだという声が寄せられた。

(よろず~ニュース調査班)

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